上田晋也の性格と評価の本当のところは?「偉そう」の裏にある天才的MC術

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「『上田と女が吠える夜』を見ていて、上田晋也さんのゲストへのツッコミに、少しモヤっとした経験はありませんか?」

周りの人は笑っているけれど、自分だけは「今の言い方は少し感じが悪いな」「なんだか偉そうに見えるな」と感じて、素直に楽しめない。そんなとき、「もしかして自分の性格が細かすぎるのだろうか?」と少し不安になることもあるでしょう。

ご安心ください。その感覚は、非常に鋭い視聴者としての正当な反応です。実は、そのモヤモヤの裏側には、テレビのプロたちが「天才」と唸る、緻密に計算された演出上のメカニズムが隠されています。

この記事では、ネット上の評判を単に羅列するのではなく、20年以上バラエティ番組の制作現場に身を置いてきた放送作家の視点から、上田晋也さんの性格と評価の本当のところを、その「偉そう」に見える態度の裏側にある技術面から解き明かしていきます。

読み終える頃には、あなたの抱いた違和感の正体が判明し、明日からバラエティ番組を「作り手の意図」まで含めて深く楽しめる知的な納得感を得られるはずです。

上田晋也

出典元:チャッターボックス


この記事を書いた人

宗像 克己(むなかた かつみ)/ 放送作家・エンタメアナリスト

20年以上にわたり、主要テレビ局で数々の人気バラエティ番組の企画・構成を担当。現在はウェブメディアを中心に、テレビの裏側やタレントの持つ技術を分析するコラムを連載中。視聴者の皆さんが画面越しに感じる「違和感」を大切にし、プロの視点からその正体を言語化することを信条としています。


【結論】上田晋也の「偉そう」は、番組を成功させるための“知性のプロレス”

結論から申し上げます。テレビで見せる上田晋也さんの少し横柄な態度は、彼の素の性格というよりも、番組を最大限に面白くするために彼自身が課している「計算された役割演技(ヒールキャラクター)」です。

MCという役割:ゲストが輝くための「壁」になる

私はこれを、出演者全員が輝くための「知性のプロレス」と呼んでいます。プロレスの世界では、観客を熱狂させるために「ベビーフェイス(善玉)」と「ヒール(悪玉)」が必要不可欠です。上田さんは、MCとしてあえて強気な「ヒール」のポジションに立つことで、ゲストがそれに対抗して本音やボケを出しやすい空気を作っているのです。

共演者が安心してボケられる「最強の受け皿」

例えば、ゲストが少し失礼なボケをした際、上田さんが「おい、何様だお前は!」と強くツッコむことで、その場は笑いとして成立します。もしMCが優しすぎると、そのゲストの失礼さだけが際立ってしまい、視聴者に不快感を与えてしまうでしょう。上田さんが「偉そうな壁」として立ちはだかることで、ゲストの言動がすべて「エンターテインメントの枠内」に収まるというわけですね。これこそが、彼がプロの間で絶賛される理由の一つです。

「感じ悪い」はあなただけじゃない?データが示す上田晋也の評価とアンチの正体

「それでもやっぱり、あの態度は苦手だ」と感じるのは、あなたが少数派だからではありません。事実、一部のアンケート結果では、彼の芸風に対する世間の厳しい声も可視化されています。

「嫌いなMCランキング」にランクインする理由

週刊誌『FLASH』が2022年に行ったアンケート「嫌いなMC芸人ランキング」において、上田晋也さんは5位にランクインしました。否定的な評価の多くは「態度が横柄」「人を見下しているように感じる」といったものです(出典:Smart FLASH『嫌いなMC芸人ランキング』)。

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順位 MC名 主な批判内容
1位 坂上忍 高圧的、感情的
5位 上田晋也 態度が横柄、知識自慢に見える

なぜ「本当の性格」以上に悪く見えてしまうのか?

彼がこれほどまでに評価が分かれるのは、「知性が高すぎるゆえの、言葉の鋭さ」が視聴者の心理的境界線を超えてしまう瞬間があるからでしょう。かつて、くりぃむしちゅーが「海砂利水魚」だった時代、彼らはシュールで尖った笑いを追求していました。その「尖り」が、現在のMCとしての立場でも、ツッコミの瞬発力として残っているのです。これが、一部の層には「自分より知識がない人を見下している」という誤解を与えてしまう原因となっています。

プロが絶賛!上田晋也が「MCの天才」と呼ばれる2大スキル

世間に「アンチ」を抱えながらも、なぜ上田晋也さんはテレビ局から絶大な信頼を寄せられ、数多くのレギュラー番組を抱え続けているのでしょうか。それは、他の誰にも真似できない圧倒的な2つの技術があるからです。

1. たとえツッコミ:膨大な知識の高速検索

彼の代名詞とも言えるのが「たとえツッコミ」です。これは単に語彙が豊富なだけでは成立しません。政治、経済、歴史、スポーツなど、あらゆるジャンルの知識が整理された「脳内データベース」から、その場に最も適した言葉を0.1秒で引き出す驚異的な瞬発力が必要です。

例えば、アイドルの些細な失言に対し「お前はペリーの再来か!」といった歴史的比喩を飛ばすことで、単なるダメ出しを「知的な笑い」へと昇華させます。この「教養を笑いに変える変換能力」において、彼の右に出る者は現在、芸能界には存在しません。

2. 最強の回し役:スタジオの「交通整理」と「パス出し」

もう一つの核心的スキルが、 facilitation(回し役)としての能力です。特に『しゃべくり007』のような、大勢のベテラン芸人が自由奔放にボケる環境において、彼はまるでオーケストラの指揮者のように振る舞います。誰に話を振り、誰のボケを拾い、どこで話を切り上げるか。彼は常に番組の「尺(放送時間)」と「盛り上がりのグラフ」を脳内で描きながら進行しています。

なお、この「回し役(ファシリテーション)」という言葉自体の意味や、なぜ“場の交通整理”が評価されるのかをもう少し噛み砕いて知りたい方は、別文脈ですが「回し役」で重宝される人の共通点を扱った解説も参考になります(用語理解の補助として)。

✍️ 専門家の分析:現場での上田晋也

スタッフとしての私の経験から言えば、上田さんは「最も編集がいらないMC」です。彼の回しがあまりに完璧なため、無駄な会話がほとんどなく、そのまま放送しても番組として成立するほど。この安心感があるからこそ、制作陣は彼に番組を任せたいと思うのです。

インフォグラフィック:上田晋也の2大スキル。「たとえツッコミ」は知識データベースからの高速検索、「回し役」は展開予測からの的確なパス出し、という思考フローを図解しています。

「好き」と「嫌い」の境界線。上田晋也の言動を正しく評価する3つの視点

ここまで読んでくださったあなたに、これからテレビを見るとき、上田さんのツッコミが「ただの嫌な奴」なのか「プロの技」なのかを判断するための、3つのプロ視点をお伝えします。

  1. ツッコミの直後、スタジオに笑いは起きているか?もしイジられた本人が困っていても、周りの芸人や観客が大爆笑していれば、それは「おいしいパス」として成功しています。彼の目的は相手を傷つけることではなく、その場に「笑い」を発生させることだからです。
  2. 相手の「キャラクター」を明確にしているか?彼のツッコミは、相手の欠点を攻撃しているようでいて、実はその人の「天然」や「変人」というキャラを視聴者に分かりやすくラベリングしています。結果として、そのゲストが次からバラエティに呼ばれやすくなるというメリットが生じているのです。
  3. 自分自身を「ピエロ」にする瞬間があるか?実は上田さんは、自分が間違えたときや、有田さんからイジられたときには、人一倍激しく動揺したり、情けない姿を見せたりします。この「完璧な人間ではない」という隙を見せることが、実は彼の「偉そうなキャラ」を中和させるための高度な技術なのです。

よくある質問(FAQ)

Q. 上田晋也さんの本当の性格は、実は良い人なんですか?

A. 業界内での評判は非常に高く、「礼儀正しい」「スタッフへの気配りが凄い」という声が大半です。カメラが回っていないところでは、決して「偉そう」な態度は取らないことで有名です。つまり、あの態度はプロとしての徹底した「仕事用」の顔と言えるでしょう。

Q. なぜそんなに知識が豊富なのですか?

A. 彼は非常な努力家として知られ、毎日複数の新聞を読み込み、移動中も読書を欠かさないそうです。また、早稲田大学中退という学歴もあり、元々の地頭の良さに加えて、日々のインプットが圧倒的なのです。その努力こそが、性格云々を超えた「評価の本当の理由」と言えます。

Q. 相方の有田さんとの仲はどう評価されていますか?

A. くりぃむしちゅーの仲の良さは、お笑い界でもトップクラスと評されています。上田さんがMCとして君臨できるのは、隣に自由奔放な有田さんがいて、自分のツッコミを最終的に笑いに変えてくれるという信頼感があるからです。このコンビの絆こそ、彼が安心して「ヒール役」を演じられる根拠になっています。


まとめ:上田晋也は、あなたのモヤモヤをエネルギーに変える「演出家」である

この記事では、上田晋也さんの性格と評価について、表面的な「偉そう」という印象の裏にあるプロのメカニズムを解説してきました。

  • 上田晋也の「偉そう」は、番組を面白くするための計算された役割(ヒール役)である。
  • 「感じが悪い」というアンチ評価は、彼の鋭すぎる知性と瞬発力が、時に視聴者の境界線を超えてしまうために起きる。
  • 本当の評価が高い理由は、「たとえツッコミ」という圧倒的な知性と、番組全体を俯瞰してコントロールする「指揮者」としての技術にある。

あなたが感じたモヤモヤは、決して間違いではありません。しかし、その言動のすべてが「番組全体を面白くする」というゴールに向かっていることに気づくと、彼のツッコミが今までとは違った、芸術的なものに見えてきませんか?

明日からは、ぜひ彼が放つたとえツッコミの「知識量」や、スタジオの空気を一瞬で変える「パス回し」に注目してみてください。きっと、今まで以上にバラエティ番組を深く、知的に楽しめるようになっているはずです。

内部リンクのおすすめ:同じく“完璧な司会者像”を自分に課し続けた人物として、中居正広の「司会者としての美学」と引退理由を分析した記事も、上田さんの「仕事用の顔」を理解する補助線になります。


参考文献リスト

  • Smart FLASH (2022年10月29日). 「嫌いなMC芸人」ランキング記事アーカイブ
  • ORICON NEWS (2023年12月8日). 第15回 好きな司会者ランキング特集
  • 日刊サイゾー (2022年11月19日). くりぃむ上田晋也の技術分析コラム
  • 『上田晋也のたとえツッコミ(仮)』関連メディア解説
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